TOPS論
2003/06/07





 
とべとべコンにて完全休業、半引退。
完全隠居生活に突入された次世代ジャニーズTOP集団4TOPSについて語る。

決して「グループ」名ではないと強調したにもかかわらず何かと言えば「フォートップス」。
名前が出来てしまった事でくくられることが多くなってしまった4人。
グループではないと言いつつ、まとまるきっかけを与えられたらミーティング開いちゃったり、
意気込んじゃったり、
かと言ってきちんとまとまるでもなく・・・
この曖昧さは一体どこから来てるのだろうか。
今までで一番不明なグループ・・というか単位?
流動的でも決してないがかと言って完全固定な安定感もない旬を過ぎかけた4人組。
 
社チョーは学んではいないのだろうか。
タレント事務所経営学なんぞ全く知らない小娘でも感じるこの歴史繰り返す感。
「タッキー&翼」の教訓は活かさないのだろうか?
 
出し惜しみの貴重感で価値を水増ししようとしても底上げなんぞ出来ない事。
移ろいやすい世の中において短期と言えども露出から遠ざかれば忘却の彼方に追いやられること。
アイドルは常に新しい方がいいってこと。
 
 
突然ですが、ジャ○ーズJr番付はやめるべきではないのでしょうか。
前はこんなん分かりやすい断絶したグループ序列とか年功序列はなかったような気がするんだけど・・
もっと横並びで流動的だった。
今はメートル単位のステージの違いを感じるわけで、
天と地がひっくり返っても仁亀が山下や生田の地位を奪うようなことは絶対にないと感じさせられるのです。
そこが不思議なところ。
なんでこんなに安定感感があるんだろう。
決して「将来に」という安泰感ではないけれど、
ジ○ニーズJrでいる間の地位の安定を約束されている気がしてならない。
事務所が守ってるような気がしてならないのです。
その「地位」とやらを。
ソコに何の意味があるのかは知りませんが。
 
かつてJrと言えば、全員同じ「J」柄のTシャツ着てた訳で、かろうじて色分けがされていた程度の差だったと思うのです。
その頃の違いなんてミリ単位の違い程度だったわけで、簡単に地位の入れ替えが行われとにかく流動的だった訳です。
気を抜けばすぐにどこに誰が消えたのか全く分からなくなるような、
たとえ第一線で活躍していたとしても何かまずい事があればすぐに制裁が下るような・・(キーボードに派遣とかさ)
だからこそとにかく必死だったような気がする訳です。
表で純真無垢に元気に楽しくやってるけど、裏じゃ壮絶な地位確立と人気略奪戦が行われている。
それを必死で隠してるっつーかそーゆーのが良かったねー。
子どもがオトナの世界の事情で常に一触即発な感じね。
(本当はよくないんだろうけど。)
 
今のようにデビュー前の事務所の作為的なグルーピングにより
無駄なグループの結束感や連帯感が養われることはなかったし、
たとえグループという緩い拘束があってもそれはすぐに
シャッフルされたり
不安定で曖昧で次(デビュー)に繋げるためにとにかく必死に全員が切磋琢磨したわけだ。
入れ替わるたびに新しい関係を築き、そして自分を選別化する。
そーやって次々変わる新しい環境の中でも変わらずいられる人や
常に新しい自分を見つけていける人が残ってた気がしないでもないけど、
あんま古い話はよく知らないのでこの辺はまぁ曖昧にして次の話題にでも・・(苦笑)
 
あ、でもその前にジャニーズの醍醐味って「関係性」を読み解く事だってのを忘れないように。
いずれ生態論文するから。
 
 
で、今はなんだかジュニア内グループの長期化が進み、
(グッズ作ったりとかしやすいんだろうけど・・)
なーなーな馴れ合いな感じがしてたまらないんだよね。
 
カツンでいれば安泰なワケで、絶対にカツンに誰かが入ってくる事も
自分だけがカツンから堕ちることなんぞないんだもんよ。今更。
それが既に結成当時のグループ名(K:亀梨 A:赤西 T:田口−T:田中 U:上田 N:中丸)から明らか。
(キティとかヤヤヤ八乙女4番目のY疑惑はさておき)
そりゃー手ぇ抜けるとこで抜くよなー・・
踊らなくなるよ。
歌わなくなるよ。
好き放題外でやるよ←知らないけど。
地位だけ保証されてるんだもん。
 
おおざっぱに「ジャニ○ズJr」だった頃はその次のステージが「グループデビュー」だった訳で、
とにかく全員がライバルなわけだから馴れ合いなんてことはなかったんだよね。
その生ぬるさがまさしく今のダメなトコの根源なのだと思われます。
 
今は「ジュニアboys」から「ジャニーズJr」になるんですか?
それとも「ジュニアboys」からピックアップされてグルーピングするんですか?
よくは存じ上げませんが、前みたく個人がブレイクして大雑把なTOP集団というまとまりに所属するのではなくなり
まず固有名詞を持つグループ構成員になってそれがTOPグループに認定されるという
不思議な構造になってしまったと思われる訳ですなー・・
前は個人のキャラ・能力重視だったけど、今はグループコンセプトとバランスが重視される、と。
個人キャラや能力が良くてもあってもグループの所属次第で生かされないことも充分ある・・と。
 
そのグルーピングの弊害が「結束感と連帯感」なんじゃなかろうか、と。
結束感や連帯感を養う過程をデビューしてから見せないとダメなんじゃないかと思うのです。
結束感や連帯感はファンも一緒に作っていかないく、ファンすらも巻き込めないとダメなんじゃないか、と。
(たまごっちやら「育成系ゲーム」がはやったのと同じ感じで)
 
昔よりジャニーズが一般地表に上がってきたと思われる今でも、
その面白み(結束感と連帯感の構築を観察する)のある甘い汁を甘受するためには
それなりにマイナーな微妙な域に足を踏み入れないといけないんだよね。
(カツンだってだいーぶ前から見てないとねぇ・・
金八終了時からかめたんを追いかけカツンの面白みを知れるって感じだったり、
去年のリーダーと亀たんのケンカ後からの関係性とかさ、1年も前から見てないといけないんだもん。
今更Mステ見て「あら、かわいい」と思ってもなかなかその時期の微妙さは感じ取りにくい。
考古学的に見るのも凄くおもしろいんだけど、やっぱりリアルタイムでずっと見続けることが面白いんだよね)
ジャニーズに抵抗感がある人はそこまで降りてこないし、
それなりに興味があってもコンサートは・・見ないとか、雑誌は・・・恥ずかしいとか、
ドラマだけ、とかたまに女性誌に載るからそれを見る程度だと、
ジャニーズで最も面白いと思う『関係性』がなかなか見えてこない。
 
関係性には権力とか友人とか打算とか策略とか色々あって、
子どもである彼らが大人(社チョー)と大人社会(げーのー界)の中で
仲間と表面上でも地表下でも協定を結びつつ、出し抜いてゆく・・という人生の縮図を読み取り、
楽しむのが凪さんなりのジャニーズの楽しみ方な訳ですな。
 
で、コレってかなり楽しい。
そして大抵みなさま彼らのジャニーズの中での地位(ランク)とか友人関係って
凄く詳しいし、そこ知りたがるし、気にしてらっしゃる方が多いから
やっぱソコが面白いんじゃないかと思う。
(本人の周りの関係性から本人の人物像、ひととなりがかなり浮き上がってくるから知りたいのかも)
 
でもこれってやっぱかなり雑誌みて、テレビみて、整理して、過去と照らし合わせたりして
細かくチェックしないと見えてこない。
(こう書くと大分自分が大変暇人のように思われます。笑)
 
以前は、どっちかっちゃー突如グループが組まれて
寄せ集めがきちんとしたグループになっていく過程をデビュー後からでも見て取れたけど
(要するに一般のファンにも今の私たちが楽しんでいるような楽しみ方を共有できた)
最近はもっと地層の方でそれを行ってしまうために、
あるグループの色が出来上がってしまい、
その中における自分の好きな子のキャラクターが完全に出来上がってしまう。
そんな状態で他の人と今更別グループを組むとか
そのまんまグループごと地上に出た場合、出来上がった感が強くて違和感を感じたり、
すでに使い古しのような気がして面白みに欠けるのかもしれない。


二宮、相葉、松本のMANが微妙だったのと一緒かなー・・?(剛健が同じグループってのもそうかなー・・)
この辺はタキザーさんとグルーピングされると思ってた人も多かっただろうし、本人らもそうだったと思うし
だから「他の人」である桜井、大野と同じグループだったってのはやっぱ最初は違和感があったのです、凪さんは。

あらっ子に関しては凪さんは最初違和感が強くて、その後「他の人」と新しい関係を構築するために
決まったMANの関係を多少崩すことの苦悩を見て、そして新しい関係やキャラが出来上がった時(凪さん内では「ひーうぃーごー」)は
凄くステキだなーとやっと思えるようになった。
でも、最初の段階で違和感が出てしまったために彼らを必要に追いかけなかったからなー・・
最初はみんなが対等に「1」として関係を結んで欲しいんだよね。
二宮相葉なんてすでに「友達」「仲間」(?)って関係が出来上がっていて、松本と二宮は必要以上に絡まないって関係が成立してたと思うんだよね。
そーなると二宮と相葉は有利な感じがするんだよね。
大野君と翔君は完全に「1」で他あらっ子と関係を築かないといけないのが不利な気がしてねー・・
(長くなりそうだからこの辺で切るけどいずれ生態論文しよう)

つまり
完全な「個」と「個」が新しい関係を築く様を見たいのです。
 
 
最初から「関係性」があるのはおもしろくないのよねー。
関係性をを観察するのがジャニーズの醍醐味なんだから。
それで育ててる気になる精神内育成ゲーム。
ヴァーチャルアイドル育成。しかしライヴで。
(金も時間も相当かかるまさに人生の道楽にふさわしいものですが)
これもう何度言ったことだろう・・(苦笑)
そーゆーの楽しいんだよ・・。
少なくとも凪さんはこれが一番面白い。
とにかく人間の成長過程が面白い。
それも特異な環境におかれている彼らだからこそ。
 
 
 
 
一つ話がまとまったところで余談ですが本当の意味で「突出」ってのはタキザーさんだけだったように思う訳です。
今の山下はタキザーさんがいらっしゃったポジションに無理やり連れて行かれて置かれているだけであって、
日本の天皇と一緒だと思う訳です。
そこに存在する人物自体に特別な意味はない。
たんなる「血統」のみ。(タキザーさんと山下に「血」のつながりはないけど)
その地位自体にに「権力」が絡み付いてしまっているだけ。
それがそこに立っている人間に投影されるだけ。
 
「天皇」という言葉に色々付きまとうけど、
そこに収まる人間についてはとりあえず長男であればいいって言うね。
 
 
『象徴Jrリーダー』
 
 
世襲制だからね。
でもそれは「仕立て上げられた」だけの話なので山下に全く責任はない(と思うんだよね)。
このポジションにうっかりあてがわれてしまったがために
その責務を果たさない彼に対する批判、非難の応酬が色々あるわけだが。
そのポジションにいるからって責任を果たしていない/
果たす事が出来ない山下を責めるのはお門違いだと思うのです。
「不適任」であったことは最初から分かりきってたじゃない?
彼がいつ実力を示した?
歌も演技もダンスもトークも裏方にしてもなーんもしちゃいなかったじゃん。
(他に「適任」な人材がいなかったけど。)
じゃべれない」「無関心」「無欲」三拍子揃ってる彼に
元々押し付けるべき責任なんてないんだから、果たす責任なんてもんもないさ。
 
そもそも彼はそのポジションから「きちんと降りたい」と思っているようなそぶりを見せているんだから非難される道理はない。
彼は自分の地位を下げたいと思ってるし(ex:「みんなで頑張る」などの「みんな」発言)
その地位に絡み付いている権力を分散しようとしている感じがするのです。
(その努力は誰も許してないし、認めようとしないけど。
でも山下がその地位に留まるならばそれが一番正しいやり方だと凪さんは思うよ)
1TOP体制から4TOPSという新体制を作ったし(社チョーがだけど。笑)
 
もうちょっと正確に言えば、山下が斗真ちゃんの位置まで降りて、
風間と長谷が斗真ちゃんの位置まで上がった感じがする。
(でも風ぽんたちは完全には追いついていないし、山下も完全に降りてもいない)
だから風間、長谷川と並んでしまった山下はなんとなく2ランク下がった気がするんだよなー。
(2ランクって明確にランク付けされてないけどさ。苦笑)
だからまーTOPSファンの中で様々な論争が巻き起こったんだろうが(苦笑)
 
で、この「降りる」ことに対する批判もおかしい。
だってそもそも「仕立て上げられた」「あてがわれた」だけの人材なんだから。
立候補したなら話は別だけど、たまたま彼だった訳で、
他に適任がいたら別の人材だったという程度の理由ならそんな批判しても仕方ない。
こんなチャンスをきちんと生かさない/生かせない彼は芸能人として失格で、プロではないのかもしれない。
それは確かにそうかもしれないけど、ココが本当に彼にとってチャンスだったのかと言う事は、
本来彼が決めることであって、周りがチャンスだと思ってるところを彼はそう捉えなかったならば彼にとってチャンスではないのかもしれない。
周りが頑張れとかごちゃごちゃ言っても意味ない。
この世界で生きるならどこが踏ん張り時でどこがチャンスなのか自分で判断出来ないと世に出ても結局ダメだと思うし。
この「チャンス」の選択も山下自身のセンスな訳で、その選択をする山下ってのも「山下」なんだよね。
だから・・・そーゆーことだ(笑)
ムズカシーんだよ、くそーっ!!
 
ミリ単位の違いの時は「頑張らない」決断を下せばそれはそこでもう終わりを意味してたんだけど、
今みたいに地位が保証されてしまうとその決断を下しても「終われない」んだよね。
それが今の腐敗した感じに繋がっているかと・・。
まさしく政治の世界のような・・。
議員になってしまえば公約なんぞ守らなくても安泰で4年は「議員」の地位のままでいられるっていう。
 
 
 
 
ちなみに適正を見抜けないタキザーさんも事務所も悪いと思うんだよね。
って、あまりにも凪さん山下びいきじゃね?
(だって、誰もかばわないんだもん。笑)
 
 
 
 
って、いつの間にかTOPS論というか山下論(笑)
斗真ちゃんも風ぽんも長谷の名前もたった数度のご出演。
むしろカツンの方が多く出演してくださったTOPS論。
何せ凪さんTOPSには興味がない(笑)
語るにはあまりにも情報が少なすぎ、結成以来特筆すべき活動もなく、
彼らの姿を見かけなさ過ぎるので本当の所TOPSがどーいうものなのかいまいち把握出来ない。
コンサートでもやってくれればなんとなく分かる事もあるし、
雑誌の対談でもあればそれなりにあるんだろうけどこれもまたさっぱり。
そんな事務所のTOPSの売り込み方にも謎は深まるばかり。
論文にするには向かないテーマのチョイスでした(って今頃反省かよっ!?)
 
そんな訳でなんでしょう?コレ。
ジャニーズ論?
最近の事務所構造?
そんな感じで6月ノルマの生態論文。
 
今月言いたかったことは
 
 
要するに、JrにはJrのお仕事の範囲ってモノがあって、
それを超えたらダメだってことがタキザー御大のご活躍により
皮肉にもあらわになっちまったってことだったのに
事務所はそれを全く気づかないフリしてるってトコが問題なワケです。
そして山下は悲劇のヒーローだってことが言いたかったと(笑)
 
なんつーかTOPSに全く関係ない訳です(笑)




















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