二律背反な女
2003/09/19




 
ひとまず落ち着いた・・というか相変わらずおちつきゃーしないんですが・・・
でもそろそろ何か書いてみようかと思ったので書いてみます。

HPのTOPにも書きましたがこのグループ「魔のループ」
もう何かを一つ納得しても、何かがまた気になってしまう。
納得した結果がすぐに別の何かに発展してしまう。
まるで生き物のようなグループ。
1つのユニットがこんなにもいろんなところに影響を及ぼすのは初めてじゃないですかね?

原因は
あまりに広い範囲からメンバーを募ってしまった点だと思いますが。

 
嵐が出た時に滝沢さんが万が一メンバーに入っていたら
(嵐ファンの皆様本当にごめんなさい。万が一でも言いたくない話です。)
きっと翼ファン、関西Jrファン、裕貴君ファン・・その他もろもろ様々なファンの方に大きな衝撃があったでしょう。

しかし、4年前は
滝ざーさんが残ったことによって残る側の心配より、
排出されてしまった側に多くの不安要素が集まってしまった


例を挙げるなら「『企画モノ』なのではないか」とか、「『使い捨て』なのではないか」とか
「滝沢さんデビューまでのつなぎなのではないか」とか、「人気が出ないんではないか」などなど。
 
しかし今回は“滝沢さんの役割を果たしていた山下さん”が放出されてしまった。
それも4年前のあらっ子レベル以上の子たちをほぼJrに残したまま
それが4年前の悲劇と(今となっちゃ悲劇なんかじゃぜーんぜんないいい話ですが)
最も大きく異なる点なのではないか。
 
山下が出てしまったことでTOPSはどうなるのか?
扱いも立ち位置そうですが、本人らの存続も。
 
山下がいたから(たとえ人気はカツンのが上だったかもしれんが)
TOPSはTOPでいられた訳で山下のいなくなったTOPSって一体どんな風に落ち着くのかさっぱり見えない。
それほど彼らが受けていた扱いって大したことなかったと思う。
(いいように使われてた。特に斗真ちゃんは。
“仕事が好き”“この仕事を続けたい”って気持ちを事務所に逆手に取られてた気がする
 

これまでだって斗真ちゃんは山下とシンメが張れるからという理由で選ばれ続けてきたと思うんですよ。
(コレかいてて本当に辛いな・・)
斗真ちゃんに実力がないとか何とかじゃなくって、(むしろアルと思うんですが)
それが誰か(まぁ、言わば経営陣)の意図的な何かだとしても
結果的に山下ありきの斗真ちゃんだったという過去は変わりがないと思う訳ですよ。

つまり、
山下がいないと斗真ちゃんってJrの中に存在できなかったんじゃないか、と。
 

現実的には出来るんだけど・・というか出来てたんだけど。
だって生きてる訳だし、現にJrだしね。
でも、そうじゃなくってカレは常に最優先人物じゃなかったって訳で
最優先人物が山下であったからこそ、その対であったからこそソコが彼の居場所になっていた、みたいな。
 
この2人、あまりに「対」の力が強かったと思うんですね。
山下と斗真って。
もちろん翼と滝沢もそうなんですが。
だからこの2組ってよく似てると言われるゆえんなんだと思うんだけど。

もし滝翼でデビューしてなかったら、滝沢さんしかデビューしてなかったら・・
翼君は完全にお払い箱だったと思うんですね。
だって滝沢以上の人材はJrの中にはいなかった訳だし。
かと言って翼以上もいなかった。

滝沢と翼とそれ以下の子たちとの間にはすごく大きな溝があって
それは到底超えられるようなものじゃなかったと思うんだよね。
滝沢さんに追いつくか、追い越さなくちゃいけなかったわけだから現実的にに無理だったと思うし。
(もう滝沢さんって世間における虚像があまりにも大きくなりすぎてた)

だから翼はそんな滝沢さんの「対」であったことで高みに連れられちゃってたんだよね。
今の斗真ちゃんもそう。
山下は滝沢さんほどじゃないけどやっぱりすごく高い位置にいる訳で
斗真ちゃんも「山下さんのシンメという役割」ただそれだけですごく高い位置の添え物になっちゃってたんだよね。

他を寄せ付けない最もデビューに近い位置にいたけど、それが今回はあだになったんだよね。
翼は滝沢と一緒に出たから良かったものの・・・。
(イヤ、結果を見れば別によかないんだけど。みんな納得出来た・・ような?あれ?あたし納得してなかったじゃん?笑。
まぁ、誰が見ても妥当というか、その辺はあたしだって「まぁ、しょうがない」と思える結果だったよ。滝翼は。)

斗真ちゃんはもう他を寄り付けられない程の空洞の地位で透明な冠をかぶって山下の隣に座ってた。
デビューには「格」の違いが必要だけど、残ってしまった時にその「格」というのはとても邪魔になる。
「格」を持ってる人物は1つのグループにそれほど多くはいらないんだから。

同格だった相手が出てしまえば必然的にもう一方は不必要になってしまう。
次はまた別の「対」が「格」を持ってデビューを目指す訳だから。
「格」の違いの大きさは脱出への近道であるけど、うまく使えなかった場合は・・・

斗真ちゃんの持ってる「格」はあくまでも“山下と同等の「格」”であって
決して本人の「格」ではないのがますます厄介なんだと思う。
斗真ちゃん自身の「格」ならば嵐結成時に滝沢さんがJrに残ってもなんら問題視されなかったように
相手方に色々押し付けて悠々と残っていられたのに。
やっぱりソコが斗真ちゃんは結局
“山下の”シンメであって、
山下がいないと存在できない
という結果に繋がってくると思うんだよね。

山下がいなければ斗真ちゃんの持たされている「格」は全く価値を持たなくなってしまう。
でもその「格」を手にしていた事実だけは強烈に残ってしまう。
それが結果的にカレを高みにいる人のように見せてしまう。
そして誰もカレに近づくことが出来ない。

「シンメマジック」ってやっぱりあそこの事務所内においてはすごく効力を発揮するものだと思いますが
(「適切なシンメがいない子はどうしても人気が出ない」と前にも何かで言った記憶があるのですが)
それがもう成立しないカレは一体どうやって活かしてやればいいのかさっぱり分からなくなっちゃう。
それが私はすごく悲しい。
とってもいい人材・・なんて言うとモノみたいだけど、すごくすごく努力してきて、たくさん苦労もしてきて、
それでもずっと笑顔を絶やさず、着実に成果も結果も出して、ずっとコレにかけてきたのに
こんな風にダメにさせられちゃうのはどうにもこうにも納得がいかない・・かなー・・。

でも一方で、「山下は斗真ちゃんと一緒だと依存しちゃうから一緒じゃなくていいのかも」って言う思いもあって
山下は今までずっと斗真ちゃんが隣にいたから怠けるだけ怠けてたと思うし、
カレの成長を促すにはカレを甘やかすもの、カレが甘えるものを
一切合切を排除するってのはすごくいい手だとは思うんだよね。
(何も斗真ちゃんだけが甘やかしていた訳じゃないけど、気心知れてるから山下はJr内の仕事はいっつもなーなーだった。)

だからそーゆー依存的な山下が依存出来る人材が誰もいないグループってのはすんげー山下的に良いとは思うのです。
ある意味“本当に山下のためのグループであったのかもしれない”とすら凪さんは思ったりもする。
亮ちゃんいるけど、彼はもう関パチであるうっちーを拠り所にしてるし
(現に記者発表のときはつねに関西2人は一緒だったし)
ただしそれは仕事面においてだけだけど。

仕事面での良さはあるかもしれないけれども、凪さんは精神面においてちょっと気になる点がある。
何かと言えば山下は誰にも心を許せないんじゃないかってトコ、
グループ内では年齢的にkkkと関パチとつるめるだろうけど、
過ごしてきた日々、こなしてきた仕事があまりにも違いすぎるし、
共有してきたものの違い、立場の違いがここではマイナスに出るのではないか。
何よりあまりにもカッチリグループとして成立しちゃってるからkkkや関パチに入るには少し時間かかるだろう。
まっすー、手越君、森内君に関しては年下すぎる上に、
初対面含む面子に山下がすぐに打ち解けるとは考えにくい。
メンバーに入れなかった斗真ちゃん始め、TOPSやカツンにも何も山下は言えないだろうし。

結局カレは自分で新しい関係を構築していかなくてはいけない訳ですね。
カレに与えられたもの・・というより残されているものなのかな・・?は
唯一つ「8人の新しいメンバー」のみなのだから。
何も「味方は?」「8人」なんて答えろなんて思っちゃーいないんだけど
もう山下には「8人」しかいないんだよね。
そしてこれからは「8人」との共有物が多くなって行くんだよね・・
(それはすごく切ない。最初から最後まで全部何もかも知っている人がいて欲しかったのに)

今まではずっとすでに“関係が成立している場所”に置いてもらえていたから、
そこに甘んじていれば良かったものの、今回は山下に酷く厳しい状況であると同時に
あまりにも強い斗真ちゃんシンメの幻想から脱却できるチャンスかもしれない。
うまくいけば新しい「山下智久」が見れるかもしれない。

斗真ちゃんの隣にいたら絶対に見ることが出来なかったかもしれない「山下智久」である。
それがどんな彼なのかさっぱり分からないけど。
今よりずっとダメな「山下智久」かもしれないし、
今よりずっといい「山下智久」なのかもしれない。
それはやっぱり始まってみないと分からない。
彼が全てを放棄してしまうかもしれない。
(最初の頃の大野君みたいにね。)
そんな未知の「山下智久」、凪さんはそれが少し楽しみでもある。

もちろん今までの「山下智久」なんかに不満なんかこれっぽっちもないけれども
(でもそれでも見てみたいという好奇心があたしの中にはあることは否定出来ない)



そして斗真ちゃんだってきちんと山下智久に何らかの刺激を与えることが出来たかもしれないけど
でも斗真ちゃんより新しい場所の方が可能性が高いことは否めない。
だからそれが見てみたいの。
でも斗真ちゃんがいないのはやっぱり複雑なの。
それは
山下のシンメとしてではなく、やっぱり一個人「生田斗真」として
凪さんは斗真ちゃんスキだから。
活躍が見たいんだよね。
努力を報いてあげたい。
もちろん他にもたくさん努力が報われなかった人はいたけれども、
埋もれないでいて欲しいし、消えないでいて欲しい。


 
 
そんな2人の関係だって凪さんは気になる。
だって2人がじゃれてる姿がすごく好きだから。
この2人には裕貴君と翔君みたいな安定感がないよね。
きっと翔君は裕貴君に対して申し訳ないとは思ってただろうけど、
それを言い訳にして仕事をおろそかにしたり、彼のことを考えてこれはできないとか
そーゆー類の優しさを発揮しないで裕貴君が純粋に悔しがる位きちんと仕事する誠実さがあるし、
裕貴君だって翔君に対しておかしな感情を抱かないと思うんだよね。
2人とも複雑な思いを抱えたまま、それでもプラスに昇華してお互いをきちんと認め合えるだけの
余裕がそこに存在するからこそ離れていても問題ない訳だけど・・・
 
山下と斗真ちゃんはそんなにオトナじゃないと思ってるからこんなに不安なんだろうな。
山下は斗真ちゃんを純粋に好きなんだろうけど、斗真ちゃんは複雑なんだろうし。
後輩なのに、自分は付けたしみたいだし、おまけに今度は先にデビュー(?)されるし。
生田斗真ってヤツは結構自尊心が強いと思うし、絶対性も強いと思うんだよね。
今までは未デビューだったから、その辺の複雑な思いを取り合えず隠しながら付き合えたけど
今回ばかりはどうにもならないんじゃないか?って不安もあるんだよね。

斗真ちゃんをそんな子だと思ってる訳じゃないんだけど・・・
でもやっぱりこんだけやられてしまうと・・・
「ひれ伏し」ているのはファンだけじゃなくて彼らも同じだと思うから
どこにぶつけていいか分からない感情を、山下のせいじゃないってちゃんと分かっていながら
結局それを山下にぶつける以外なくなってしまって・・・と思っちゃうんだよ・・

だってファンの人の行為だって「○○君が入ってなければ●●君が入ってたかもしれないのに!」とか
そーゆー風に全然関係ない(訳じゃないんだろうけど・・)人に向かったりする訳で・・
それがやっぱり当事者ならばそーゆー気持ちが生まれてしまう可能性は否めないと思うんだよね。




山下さんは斗真ちゃんの一番の仕事のパートナーだったんだから
どんだけ仕事にかけてたかってよく知ってると思うし。
それをこんな形でこんな風になって、自分の力の及ばない場所で全て決まったことにしても
どうしても負い目や引け目を感じざるを得ないだろうし。
かといって、仕事に手を抜けば入れなかった人へ失礼だし、
でも頑張ってしまうことは裏切りになるのかもしれないってすごく葛藤するんじゃないかな?

特に一緒にやってきた斗真ちゃんに対してはそれを一番強く感じるかもしれない。
「一緒にJr卒業目指して頑張ろう」と言った山下。
「みんなで一緒にJrを盛り立てる」と言った山下。
彼が「一緒」と使う時にはおそらく斗真ちゃんを一番最初に頭に浮かべていたと思われるだけにね・・

4TOPSが結成された時に誰よりも喜んでいたのは山下だったと思うし
それはやっぱり気心知れた昔から一緒に頑張ってきた斗真と一緒だったってのも喜びの大きな要因だと思う訳で。
滝沢が翼にすごく執着したのだって結局「歴史の共有」が一番大きかったんじゃないかって思うし。
その点を考えると・・・

でもその先はやっぱ言えない。
だって分からないし。
それに言うのがイヤなんだよね。
ヘタレですんません。


でも逆にコレで山下と斗真ちゃんは「永遠」(って言うと大げさなんだけど)になったのかと思うと
ちょっと嬉しかったりもしているのです。
ビジネスという資本主義の波に商品として売り出されるとなると今までのように部活動チックに楽しくは出来ないし
四六時中いてお互いのイヤな部分やらを見なくてはいけなくなるかもしれない。
(特にデビューしてからは人気やお金とか独立(笑)だとか色々あるだろうし)
永遠に離れたまま、お互いキレイな青春時代の想い出ののまま、
お互いの心にJr時代が残り続けるのならば
それはそれでいいと思ったりもしています。
 
思ったりもしてるんですが、それも思えない時もあるし・・・
なんだかどうもどっちつかずです。
どっちがいいかなんて結局彼らにしかわからないですしね。
おまけにやっぱり全てが始まってみないと分からない訳です。


そもそもコレがデビューなのかすらさっぱり分からない。
こんなにアタシ長い文章書いてんのに、おまけにすんげー落ち込んだりしたのに
「実は企画ものでした」なんて言われたらそれこそげんなり。
なんかそれも萎えるので別に「もうデビューならデビューでもいいや」と思うのですが
それもやっぱり始まってみないと分からないのです。
今はそう思えたり、思えなかったり・・・

1分1秒の心変わり。



 
 
カツンが全員残ったことで3TOPSの慰めにはなるけど
年齢的に厳しいメンの多いカツンの行く末とか。
ジュニア枠で稼げるだけ稼がせてそのまま賞味期限切れを待つのか・・とか考えると
あんまり希望にはなりえないとも思うことも否めず・・

 
kkkのいないkkkityとか。(これはどうなの?kkkityも続行のウワサがあるけど・・)
ityなんてkkkがいなけりゃ仕事もないでしょうし。
(kkkがいても仕事がなかったりするityでしたからね・・)

そして一番心配なのがkkkの人気は一過性のものなのではないのかということ。
(悪気はない。あたしはkkk好きなんだから。ただずっと見続けてきてアタシが思うこと)
草野っちと小山君が「どぅ〜ん」やり始めた頃から爆発的に人気が出た訳で
(というとこのサイトに来ている人はいつだ?とかドコで?とかなるでしょうが・・
ヤヤヤ番組を見るような範囲のファン内で。という限定付きです)
その人気が安定したわけでもなく発展途上の段階で出したのはどうなのか。
というより、むしろ
今が限度ギリギリいっぱいなんじゃないか?と言う思いも捨てきれない。
どっちに転ぶのかさっぱり分からない。
山下と斗真や翼と滝ざーみたいにもう「お互いにお互いしかいない」みたいな
訳わかんない強烈なシンメ幻想にまだ達してないしね。
シゲコヤがシンメだって人もいるだろうし、草野小山がシンメだって言う人もいるだろう。
 
 
そして関パチ。
(ココは完全に続行発言が出てますが、期限を言わない=永遠という訳でもないからな・・)
2名の選出。
万が一12月までの続行だとしたら、他メンは一体どうするのか。
とくに3バカ。
彼らも斗真ちゃんと同じくチャンスを3度も眼にしてることになりますしね。
その上もう年齢も限界。
そうなると丸も安も大倉君も3人じゃどーしょーもないよなー。
 

そして直接関係ないんですがABC。
彼らももうラストチャンスだったと思う訳です。
メイン張れる器じゃないんで付属で付いて行くには今の年齢がギリギリだったし。
付属は若ければ若い方がいい
 


などなど。
とにかく広い範囲からメンバーを集めたがためにこの結果。
4TOPSとカツン辺りが排出されたのならば特にこんな大騒ぎにならずに済んだのに。
コネだ、学歴だ、ポッと出だ、なんやかんやだと詰め込んだ最初から盛りだくさんのグループ。

あっちが立ったら、こっちが立たず・・
あれこれあれこれ悩みの組み合わせが変われば
答えも変わり、答えが変わればまた悩みの組み合わせも変わる・・
なんだか永遠に休まることのない疑問の海に投げ込まれ寄せては返す波間に身体が揺られております。







ひとまず凪さんのグルグルの速度がだんだん緩やかになってきたので文章にしてみました。
最近までその速度が速すぎて自分で何を今考えているのか分からない位だったし、
感情と頭のグルグルの速さがあまりにもかけ離れすぎていて凪という自分の中で自分が分離したりしてました。
軽く病気のような状態だったかと・・(苦笑)
本当はもっと色々あるけどひとまずこれだけ。
 

















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