サワラセナイ男
生田斗真
2003/08/23





仲間同士の温泉で真っ先に素っ裸になる大胆さとサービス精神を持ちながら
「結婚した奥さんとはお風呂は絶対に別!!」と言い張る少年。
 
子どもらしい奔放さと無邪気さを同時に持ち合わせる男。
それとは対照的な身体的色っぽさで見る人を魅了する男。
あけすけであるのにどれだけ近くに寄ってもなぜか核心に迫ることが出来ないとまどい。
桜井が見誤られてしまう“本当の自分”をヘソピと言う核心にあえて自ら確信的に
導き伝えてくるのとは対照的に、斗真ちゃんは巧妙にそれを隠す人だと思う。
その絶妙なバランス配分と駆け引き。
それが生田斗真の魅力に他ならない。
 
隠すからにはそこには何らかの意味がある訳で、
必要以上に隠すからには何か触れられたくない本当の意味で
斗真ちゃんの核がそこにあるんだと所在を確信することに相成りました。
そしてそれは意外と野望に満ちたドロドロあまりキレイなものではないのではないかと思い始めたのです。
そしてそれに生田斗真という人は気が付いていて、
自分が周りから求められているイメージとソレが大きくかけ離れていることにも気が付いているのではないかと。
だから彼は必要以上にソコを必死になって隠すのではないかと。
 
TT卒業間際コンで4TOPSなるグループ?名称を与えられた4人。
一番喜んでいたのはほかならぬ生田斗真だったと記憶に残っております。
なにせ風ポンも長谷もどちらかと言えば今までの扱いから考えると
自分がTOPに立つ事に少なからずとも戸惑いがあったかと思われます。
山下に至っては別段地位も立場も変わることないので、喜ぶポイントといったら
「自分ひとり」ではなくなったことであり、ここでは3人とは喜びの所在が違うのでここでは割愛いたします。
 
しかし、斗真ちゃんの場合「やっと」「恋焦がれた」「待ちに待った」という前置詞が必要なほど
待たされた・・というかおあずけを食らった上に与えられた「TOP」の地位な訳です。
あれほど「欲しい欲しい」と渇望していた地位がやっとその手中に舞い降りてきた訳です。
でもそれは「山下のシンメ」といういわゆる“太陽における月”の役割でしたが。
 
以前同じ立場として活動していた3人はJrTOPを飛び越えデビューという最終目標まで果たして早4年。
同じ場所にいたのに次に自分に仕度されていた場所はTOPではなく補佐以下だった。
4年前の斗真ちゃんに襲い掛かった2重の苦しみだったかと思われます。
 
 
 
 
 
 
すごーく余談で申し訳ないのですが・・・
 
ココで1つ付け加えたいのが「松本」との別れなのです。
コレが斗真ちゃんの中に暗い影を落としているように思うのです。
が、その辺はちょっと・・実は凪さん分からないのです。
(松本と斗真ちゃんが好きぢゃなかったから)
 
資料も記憶もないので今後書くことはないかと思いますが・・
でも斗真ちゃんの中に時々松本を感じる時があって、
でもそれがはっきりと何なのかよく分からなくて
凪自身も斗真ちゃんの闇に惑わされてるというか、何と言うか・・
でも絶対に斗真ちゃんの中にある松本の陰影って消えないと思うの。
どんなに時間が彼の上を過ぎていったとしても。
それだけは確信出来るんだよな・・
何だ?この不思議な感じは・・
 
って生態論文ではっきり言い切れない文章書くの珍しいんですが・・
というか、『書けないことは書かない』が基本コンセプトなので書いていないってのが正しいのですが
この斗真ちゃんの中の松本の影は分からないけどどうしても言いたかったことなので許してください。
 
で、松本と斗真ちゃんがすごく仲良しってのがずっとすごく不思議だったんですね。
だって松本は「いい子」を装っていたけどもう隠しようのないものが前面に溢れ出てたし(苦笑)
でも斗真ちゃんは松本より全然上手に隠してて・・
 
「キレイなものだけで人は出来てないよね。多少はあるよ。黒い部分なんて。」
 
という、感じの黒さしか持ち合わせてないように一般認識として思われていたし、凪自身も思ってたんだよね。

だから松本に近づくのもなんか“優等生が悪い子に憧れちゃう”ような、そんな程度のものだと思ってたのです。

それは斗真ちゃんが純真であるがゆえに短絡的に松本の悪に魅かれちゃってるんだ・・と。

斗真ちゃん自身にまったく責任がないかのように。

松本の黒さの求心力が強すぎるんだ、みたいに思ってた訳です。
 
なので「松本が斗真ちゃんの清らかさに時々触れたくなるんだ、松本も所詮人よね」と思ってたんだけど
実は斗真ちゃん観察を始めてから


「斗真ちゃんのが松本の闇に惹かれている」
んじゃないかと思うようになった訳です。



「斗真ちゃんの持ってる闇が松本の闇に酷似している」のではないか、という結論に至ったわけです。
 

松本と山下が「覇王」系でひとくくりにされているのをよく見かけますが
凪は松本と斗真ちゃんのが似てると思うんだよね。
 
同じく滝沢と山下、今井と斗真と同じくくりにされてるけど
凪は滝沢と斗真ちゃん、今井と山下だと思っていたのね。
で、最近そーゆー仲間がいたのでやっとこ大きな声で言えるようになったので言ってみました(笑)←小心者。
 
だからきっと斗真ちゃんの核心に触れる鍵に「松本の闇」ってのがあるような気がするんだけど
凪さんには松本を探ることが不可能なので結局斗真ちゃんの核心には永遠に触れられないようなそんな敗北感がある訳ですよ。
つまり松本に完敗。
ソレがすごく山下心理というか・・(笑)
 
 
 
 
 
ってことで余談終了。
 
 
 
 
 
 
 
斗真ちゃんは物分りのいい聞き分けの良い子と言う一般的な像よりは
「天下獲ってやる」と本気を冗談で隠してはしゃいだ姿のがしっくりくるような気がします。
もちろんどちらも生田斗真の持つ姿だとは思いますが。
そしてこの絶妙の不安定さも生田斗真の魅力なのです。
 
「天下を獲る」というのはおよそ“生田斗真”という人物の
一般認識からかけ離れている発言かと思われます。
その彼が最も似合わない言葉の類をあえて使うこと、
そしてそれを冗談としてごまかしてしまうこと、
はしゃいで一般の生田斗真像に帰依させてしまうこと。
その辺がとても周到だと感じるのです。
彼はこの方法をよく使います。
 
「結局カワイイ」
 
ってトコに落ち着かせてしまう(万人に有効って訳でもないですが)
 
ま、本人が自分は何をやってもおおよその場合“可愛らしい”って認識を植えつけて誤魔化せたり、
かわせたりしてコトを済ませられるってことを少なからず分かっているんだとは思いますが。
でも、もって生まれた天性の才能にどちらかと言えば近いんでしょう。
 
 
でも普段は優等生で通っている彼の後ろにチラチラと見え隠れするその姿の方がどちらかと言えば多分斗真ちゃんに近いと思うのです。
だって彼は大事なことは必要以上に隠すから。
チラチラでも見えるところから拾ってかないと。
それが生田斗真の核心に迫る第一歩なのですから。
 
 

という訳で結論は・・・
山下が“自分の意思で相手を触れることが出来ない”「サワレナイ」男ならば



斗真ちゃんは“自分の無意識の魅力で惑わせた相手を拒む”
「サワラセナイ」男
なのではないだろうか。



そして「サワレナイ」男と「サワラセナイ」男がたまたま出会って
運命のいたずらによって補い合うようにつがいにさせられた。
 
サワレナイ男はサワラセナイ男がいつまでも手放さない過去の中に闇を見つけますます彼に手を伸ばせなくなった。
サワラセナイ男は誰にも核心に触れられることなくステキナままの思い出を胸に抱き続けることが出来た。
だからサワレナイ男はいつまで経っても臆病なまま。
サワラセナイ男はいつまでも思い出の中。
 
 
 
な〜んてね。
サワレナイ男頑張ってますよっ!!最近。
サワラセナイ男もそんな過去にばっか縛られてないっすよ!(多分)
ってか、文章にする故ちょっとドラマティックにっ!!といういつもの演出ですから!!
 
 
以上!!

























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