サワレナイ男
〜山下智久〜








今回からタイトルを「○○な男」で統一してみようかなー・・
なんてぼんやり考えてます。
ぶちまけますとパクってます!!(笑)
(礼儀正しくパクり先を明記しておこう。文藝文庫の「AV女優」永沢光雄さんの目次「○○な女」形式より)
 
そんなこたーどーでもよろしくってですね(笑)
そろそろ早速始めましょう。
 

 
今回は山下さんのオーラ「淋」をテーマにお話を一つ・・
 
 

山下さんがまとうオーラに「淋しさ」「寂しさ」ってものがあって
これに酷く凪さんは惹かれるのですが『この出所ってドコなんだろう?』とよく考えるていたんですね。
 
以前、WUにて卒業を2年後に控えた斗真ちゃんに対して「留年して一緒に卒業して」なんて
“不可能を可能に!!それも他力本願っ!!”みたいなあり得ないほど気の早い発言をぶっぱなしたり、
「飛び級して一緒に卒業しようかな」なんてこれもまた今の日本の教育制度を根底から揺るがすような(笑)
どうにもこうにもあり得ない発言をすると同時に『本気で飛び級する気かっ!?』つー突然の勉強キャラになったり
つー、ある種大変子どもらしい発言と行動を取った山下さんを覚えていらっしゃいますか?
(てか、山下さんはJ界にもH越高校にもファン界にも一石を投じたよ。歴史的なアレでしたよ。苦笑)
 
 
コレ、冗談ではあるとは思うけどかなり山下さんの核心に迫るものだと凪さんは思ったのです。
 
 
 
 
 
ココでもう一つ。
 
いつの卒業コンだったかさっぱり記憶から抹消されてるんですが
(つーか卒業コンやりすぎのため区別がつかない。笑)
山下さんがコンサート終盤に涙でTさんへのメッセージが読めなくなってしまったコンサートってのが
あったと思うのですが覚えていらっしゃいますか?
(凪さんの記憶の中では大阪だったと思うんですが・・・)
コレかなりビックリした凪さんの中では衝撃のコンサートなのです。
 
山下さんって泣き虫キャラでそれなりに名をあげてはいたものの、
(モンスターズインクで泣くとかさ、恐い話大会やって泣いちゃったとかさ)
実際あんな風に思いっきり人前で泣いている姿を成長してから見せた事がなかったってのと、
人前で涙を流すことをどちらかと言えば恥だと捉えているTさんに憧れている山下さんが
その憧れのTさんの前で、それもTさんの晴れ舞台のコンサートで、
今後Tさんの代わりとしてJ界を背負う山下さんがTさんのために送る言葉を読む場面で
涙を流すということがどうにも考えられなかったワケですな。
(裏を返せばTさんがそんだけ好きだったってことか、カレがただ単に半端ない程の泣き虫か、どっちかって話ですが。
あともう一つ・・雰囲気に弱いとか。笑)
 
あの時、何度も最初の言葉を発しようと自分を奮い立たせ、
懸命に頭を振るい、自分で自分の頬を叩く姿を目の当たりにし、
タキザーさんが山下にとってどんな存在だったのか、
どれほど山下さんがタキザーさんに思いいれていたのかー・・ってのがこちら側に伝わってきた訳です。
(むしろ斗真ちゃんのがTT2人と過ごした年数が長いだけに思い出が多いはずなのにあっさりしてる態度でビックリした)
 
 
 
 
 
ちょいと余談ですが、この時の山下と斗真ちゃんの態度の違いってのは
この時点でTT2人の卒業を前向きに捕らえられていたか否か、
自分たちがそのポジションにあてがわれる事を前向きに考えられていたか否かの捕らえ方の違いだったと思うんですよ。
斗真ちゃんはタキザーさんと同じように出来るかどうか分からない、
むしろ自分たちがタキザーさんと同じようになる必要はないって思ってたと思うし、
もう充分下積みがあったから自分の力を試したいって思いもあっただろうし、
何よりTOPで表に立って世間様の矢面になる可能性があの時点でもうすでになかったから、
比較的気負いもなく先のステップに進めたみたいだけど。
 
山下は出来る限りタキザーさんたちが築いたものをなくさず、壊さず同じ形で保ったまま、
さらに自分たちでも盛り上げたい・・みたいなこと実際あの頃言ってたし、ソレに対するヘンな気負いもあったし、
(MC頑張らなきゃーとかね)
プラス、先輩がいるにも関わらず、自分がTOPに立つっていうタキザーさんの隆盛時初期に酷似した状況でもあった。
おまけにそれが仲良しだったり、とっても身近な人だったりしてやりにくいってのもあったはず。
 
タキザーさんの場合、なんと言いますか・・・先輩Jrとあまり仲が良くなかったよね?
(凪さんあんまその頃のこと知らないんですが)
ある程度距離があったからこそ、もしくはタキザーさんがTOPやるにはある程度先輩と距離を取らないとやってらんなかったからなのか
その距離が凄く微妙な雰囲気をかもし出してたと思うんだけど、
タキザーさんからしてみればその距離っていわばクッションの役割を果たしてくれていたと思うんだよね。
(その代わり孤立無援の状態であんだけ大きな集団を背負い込まなくてはならなかったわけだけど)
 
山下さんの場合はそれがあんまない・・・まぁ、もうねぇ、MAは独立してるし、微妙な年代の子たちも次々と消えていっちゃったから
同じ集団に属してないからその辺は幾分タキザーさんの時よりやりやすくはなってはいるものの、
逆に斗真ちゃんであるとか、風ぽんみたいな存在が、自分を下からサポートするっていう本当に微妙な関係が生じちゃったんだよね。
それもあの時の迷いの1つみたいな気もしないでもないですが・・・
 
 
 
 
 
 
と、余談が長くなりました(いつものこと)
そーゆーワケで、それまで山下さんのタキザーさんへの想いってどんなもんが、どの程度あったのかさっぱり不明だったのです(笑)
タキザーさんに憧れて事務所入りしたにも関わらずあまりはっきりとした尊敬の念ってのが感じられなかったし
パパと呼んでたくせに(呼ばされていただけか。笑)甘えることもヘタクソだったし。
なんつーか口先だけの結構腹黒な子どもなんじゃなかろうか?とずっと疑ってた(だから凪さん昔は山下が嫌いだった)
後々後述しますのでちょいと置いておきますが彼、とても愛情表現のボキャブラリー、ジェスチャーが少ない訳ですね。
なのでまぁ、図れなかった/図りきる事が出来なかったのです、凪さん自身が。(と、言った方がいいですかね?)
 
 
それでまぁ山下さんのこのコンサートでの泣きじゃくる姿が
入所時の小さな山下さんの子どもの時代の姿と重なる一場面だった訳で凪さんの脳裏にくっきりと残っているのです。
そしてその涙の理由(ワケ)が「さみしいよ、おいてかないで」だと思うのです。
 
 
この「さみしいよ、おいてかないで」は先ほども申しましたように斗真ちゃんへの
発言の根底にもあるんじゃなかろうか?と思うわけですね。
特に斗真ちゃんは山下を毎年確実に「おいていく」一番身近な存在な訳ですね。
だからこそ余計に山下は斗真ちゃんに執着するのかもしれない・・とも思ったりするのです。
(まぁ、それは別問題なので置いておきます)
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
この辺からちょいと凪さんのこの生態論文の核心に迫っていくんですが、
まずお約束をしていただきたいのです。
この先の文章はご自分で事実なのかどうなのか疑って読んでください
 
 
真に受けないこと。
 
 
これを皆様に求めたい、お願いいたしたいと思っております。
 
 
 




 
 
 
 
 
先ほどの続きですが「さみしよ、おいていかないで」は凪さん山下さんのトラウマなんじゃないかと思うのです。
この辺からプライベートに踏み込むのであんま言いたくない話なんですが
合意の上か、納得の上かどうかは家庭の事情なんでこちらは全く存じ上げませんが
山下家に父親の影があまり見られないことから推測して山下さんはお父さんに
「おいておいかれた」んではないかと思うわけです。
 
 
これは事実関係の裏なんぞ取れてない、むしろ取るもんじゃないと思ってますよ。
今だってね、家庭に土足でズカズカ入り込んで書いてると充分承知してる訳ですよ
だからずっと書くか書かまいか迷ってたんだけど、
こちらは事実なんぞこれっぽっちも知らないので(知りたいとも思わないし)
あくまでも「推測」って形を取る事で書こうと決めたのです。
 
 
 
山下さんの父なるものの欠落は分かりやすくタキザーさんに憧れたりするところで感じたのです。
アレはほら、「男が奥さんを守るべき」とか、「男が家族を養うべき」とか
なんつーか家父長制を大変重視した発言をする訳ですよ。
で、山下さんは幼いのにそーゆーのに素直に憧れちゃってるってのが
なんとなく父親不在の雰囲気をかもしてると思った。
(「かーちゃん守らなきゃ」とか言ってなかったっけ?)
 
んー・・コレだけでなぜ?って思うかもしれないんだけど、凪さん比較的直感の人なのでその時そう感じたんだよ。
(オイオイ、投げっぱなしかよ。笑)
理由はどちらかと言えば後から付いてくるのですが、今まだあの時の直感を文章にする言葉が見つからないので、
とりあえず今は曖昧な感じで捉えておいてください・・すんません。
 
あとは、単純に「強さ」とか「逞しさ」とか分かりやすい「男らしさ」に
とても強い憧れを若いうちから持ってるのも気になったかなぁ・・。
憧れるだけでなく実際に腹筋割ってみたり、二の腕に筋肉付けてみたり、
「カワイイ」っていわれるの極端に嫌ってみたり(まぁ、思春期の男の子の心理かもしれないけど)
なかなかダルそうな雰囲気かもし出しつつやり遂げた訳でそこに何か意志の強さを感じた訳です。
 
あと「アニキ」みたいな単語に弱いし(あの北関東風味の「アニキ」じゃなくてね。笑)
それも“食う”ようなものではなく、“慕う”って控えめな感じでね。
そっと寄り添ってその極意を知る・・みたいな。
 
 
 
 
 
 
 
 
この辺はまぁ、余談です。(余談ばっかだな・・・)
そんな訳で、事実はどうあれ山下少年の心を「おいていかれた」と思ったと仮定して今は取り上げてみます。
 
 
子どもの心理ってもんは独りよがりなものなので“子どもがそう思った”かどうかが問題なのです。
要するに「実際おいていかれた」かどうかが問題なのではなく、
山下が「おいていかれた」と思った/感じたかどうかが問題なのです。
(いじめとかセクハラの被害者側の心理と良く似ていると思います)
 
人間の子どもは親に捨てられてしまうと一人では生きていくことが不可能なので、
親に好かれようと他の動物より凄く必死になるのです。
赤ちゃんの可愛らしさってものは親に捨てられないためのもので、
万が一親に捨てられたり、育児放棄されてしまっても他の大人に育ててもらえるために
可愛らしさが備わっているっていう説があるほどなのです。
そのくらい人間の子どもにとって「親の愛」を受けることって大事なのです。
 
それを踏まえた上で、もし山下さんが親においてかれたと考えるのならば
その「おいてかれた」という記憶はやっぱりそれは酷いトラウマになるのも納得な訳です。
(この辺は心理学とか生物学で詳しく調べられると思いますので・・・どうぞよろしくです。笑)
 
 
そして凪さん思うに恐らく山下さんは「おいていかれた」と感じたのでしょう。
というか、そう仮定します。
だから「おいていかれる」ことに酷く敏感なのではないでしょうか。
 
 
 
結局山下の『根っこが優しいところ』は、
彼の「おいていかれる」かも・・という恐怖心が顔を出した時に、人を繋ぎ止めるためのものであり
彼の人を突っぱねるための棘ってもんは「今こんな風に一緒にいても、いずれおいておかれるかもしれない」という不安が
最初から周りに人がいない状況を作れば「おいていかれる」恐さを味あわなくてもいい
という酷く臆病な理由から人を近づけなかったのではないかと凪さんは推測しているのです。
 
 
 
先にも申し上げました通り、山下の繋ぎとめる行為の根底には「おいてかないで」ってのがある訳です。
だからね、なんで山下が斗真ちゃんにあんなに必死になるのか?と考えると
山下にとって斗真ちゃんって年上で先輩で頼れる親的存在なんじゃないかしら?と思うのです。
(もちろんライバルではあると思うけど。最初に世話してくれたの確か斗真ちゃんだったよね?なんか鳥みたいな子だけど。苦笑)
だから“今度こそ”「おいてかれない」ように斗真ちゃんを必死で繋ぎとめるんじゃないかしら?と。
 
 
 
そして一時斗真ちゃんと距離を取った山下さんは
「いずれ別れが来るのなら、いっそくっつかなければいい」と思ったんではないか、と。
 
 
 
大分前の方で少しだけ触れた「愛情表現」の貧弱さってのもココで悪く作用してると思うのですが、
山下さんの考え方の短絡さとか、好きな相手に対する繋ぎ止め方とか対応の仕方って凄く子どもっぽいと思うのです。
(振れ幅が大きいと言ってもいいかな?)
愛された記憶が薄いんじゃないかと。
かといって、母親がカレを愛してなかったと言いたいのではなく、
“父親から受ける愛”ってものも必要なのにそれが欠けてしまったために
分かりやすく言えば、彼の愛情表現は、単純に両親そろって愛された人の半分になってしまったんじゃないか、と。
(かといってね、両親揃ってれば絶対に得られるものでもないから。別に片親の家族がダメとか言ってるんじゃないですよ。念のためね。)
母親からの愛情表現しか知らないから、父親が愛するような愛情表現で人を愛する方法を学ぶ事が出来なかったのでは?と。
(単純に2人の見本がいたら2通りの方法を学ぶことが出来るけど、常に1つしか知ることが出来なかったってだけの話。
父親が愛するような愛情表現がこんなものとか具体的なものがあるわけじゃない)
 
 


つまり「おいてかれた」過去の記憶が山下さんを「サワレナイ」男にしてしまったんではなかろうか、と。
そして「触りたいけど『サワレナイ』」というという「サワレナイ」のイメージに、
凪さんが仮定した現実の山下さんの経験と、過去の山下さんと斗真ちゃんの距離間が
キレイに重なってしまったんじゃなかろうか、と。
彼の「負」のオーラはこの「さみしいよ、おいてかないで」が根本にあるのではなかろうか、と。
過去の山下さんは美しく柔らかな自分を守るための鋭い棘で身を守っていたのではなかろうか、と。
 
 
 
 
そして私は数年前にそんな柔らかい彼に「サワリタイ」と思って、自ら望んでその美しい棘に手を伸ばしその毒に酔わされた女なのです。























ヤッペ。キレイにまとめすぎた(笑) 
 






















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