タキザー論
2003/05/





嫌いなのにタキザー。
凪さんの永遠のライバルタキザーさん(笑)
今井さんを通して見てきた7年間のタキザーさんについて語る。



滝沢という人間は環境に自分を変化させられない人間であって、
自分に合わせて環境を作っていくことに長けていただけだと思うんだよね。
要するにね、滝沢自身は14歳?位から全く何も変わってないんだよね。
変わってないのはね、あの頭引く驚き方だけじゃないんだよ、アイツ(笑)


簡単に説明すれば、
目新しさを出す手段を選んでいたってこと。
自分の回りに配置する人間を流動的かつ不確定にすることによって自分を色付けしていたって事。
「環境を変える」っても自分の周り、早い話射程(苦笑)をコロコロ変えていたんだと思う。


例えば隣に松本がいた時の滝沢と隣にすばるがいた時の滝沢。
彼自身は何も変わらないけど、まとう雰囲気みたいなものは変わるワケよ。
どっちがいいとかそんなことは関係なくて、なんだか新しい感じってのがココでは(Jr時代)大事。

おまけに身も守れる。
側に置くのは(側に置いておいて安全な)
射程貪欲なヤツを置くの。



矛盾していると思われる方もいるやもしれんので補足。



1 「側においておいて安全な射程」  例)山下 斗真 赤西 
2 「自分を喰いそうな貪欲なヤツ」   例)すばる 松本(後期) 亀梨



ってのに分かれまる。
1のタイプは最初から
滝沢がゴールであって、それ以上なんて考えてない安全な射程タイプ。
憧れと尊敬で自分に寄ってくる、そーゆー
危険度が比較的低いヤツ。


2のタイプ、コレとても危ないタイプね。
タキザーさんの権力にあやかって、踏み台にして
チャンスを虎視眈々と狙う系ね。
だから動きを制御するために側に置く。
常に見張れるように。
少しでも怪しい動きをすればすぐに切れるように。


1のタイプのヤツは情報収集に役立つ。
つまり滝沢一神教信者だから。
滝沢の
独裁に無償で加担すヤツ。

2のタイプが自分の目に入らないところで反乱を起こさないように
自分が社チョーと同じような権力を持つ事で自分の下に引きつけ、
結果として反乱者の動きを封じる。


且、流動的にしたワケは簡単ですな。
横で繋がる事を恐れた訳です。
自分の最も近くに最も危険なヤツらの集団をピックアップしている。
その数人が手を組まれた日にゃー、いくらなんでもえらいこっちゃな事態も考えられるワケです。
だから固定しない。
固定しないことによって、ポストが空く。
そのポストを狙って壮絶な戦いが末端でも繰り広げられる。
つまり、タキザーさんに懸命に媚を売るワケですな。


そーすると、常に新しい情報が手に入る。
タキザーさんの側近のポストに収まるにはタキザーさんにとって有益でなくてはならないから。
金持ってる未デビューの滝沢さんに売るものなんて
「情報」「よいしょ」「彼を超えないで彼を活かすキャラクター」
(歌・ダンス・しゃべりなど彼を生かすために彩る控えめな才能)だけ。




さぁ、ここでまた恒例のループです。

滝沢さんは
社チョーと同じ権力を持つ事タキザーさんに好かれると仕事が増えるの法則)と

自分の身の回りの人間を流動的且不確定にする事により、

そのポストを狙ってくる人間から様々な「情報」を得ることが出来るようになった(と思う)
その情報からまた危険人物を排除し、手柄を挙げた人間を側に置き、身の回りを新しくする。
そうやって同じ事を繰り返しているようで、自分の地位を確実に且着実に高めていったのである。




策略家ですな、タキザーさん。
(かと言って「彼は頭が良かったのか?」と問われると首をかしげたいが。苦笑
恐らく『本能』。彼の天性の『才能』だったような気がする。)
すばらしいループです。
穴がない。
だからこそJrがあーなって、こーなっているのですな。


そのループにかっちりはまったからこそタキザーさんは強気に出れた訳ですな。
しかしこのループ、メリットだけではもちろんない。
それを滝沢さんは恐らく気づいていなかった(はず)
もちろん当時大半のファンもうまく騙された(はず)
でもまぁ、あまりに完璧だったからこそ円の中心にいた滝沢さん自身が
気づいていても抜け出る事が出来なくなっていたのかもしれないが。


デメリットは
「新しさ」という隠れ蓑の下に隠されている。
滝沢さん自身も「新しさ」に目くらまされてしまった人間の一人。
この環境の変え方、自分自身の変え方、見せ方というのは・・







「自分自身が変わらない」というのがデメリット。

(それが今のツケっすね。)







周りがどんどん新しくなってるから自分自身も一緒に進化してるように思っちゃったの。





つまり、
成長出来ない/
  させてもらえなかったこと
がこのループの最大の欠点だった訳です





そしていまだにこのループの呪縛は完全に解けている訳ではない。
だからなんとなくまだ「Jrのリーダー」っぽさが抜けきらないのではなかろうか。
ループの中心にいた期間が長かったからしょうがないんだろうけど。


Jrなるものは酷く中途半端な位置付けだから斬新さを出すのがとても簡単だった。
プロでもなくアマチュアでもない。



そしてその
「目新しさ」「斬新さ」ってものが
自分の
「ステイタス」に簡単に跳ね返ってくるものだと



タキザーさん自身長いJr生活の中で知ってしまった。
だから
デビューしてからもソコにこだわり続けてしまうというのもこのループの欠点だったはず。



「未デビューで初3大ドームツアー」「未デビューでアリーナ5日間公演」とか
「未デビューで月9主演」「初カメラマン」「初プロデュース」とかなんだかよーわからんが、
色々未デビューって当然未デビューだから他人様がやってない事ってたくさんあったんだよね。
(それが出来ていたのは事務所の力のおかげだけど)

でも、デビューしちゃうと新人だろうと何だろうと「プロ」になってしまう訳で、そうなると
「前例なんてもんがゴロゴロしてる。
「新人」「無名」って事を「有名」にするにはやっぱり「前例」にないものを開拓するしかないから大抵のことって先取りされてる気がする。


その中でタキザーさんのお得意の
「新しさ」を追求する事って酷く難しい事になってしまった。
もしかしたらタキザーさんは今までTOP階級を思う存分使ってプロデュース業や監督業をしてきたけれども、
「新しさ」の開拓しかプロデュース方法を身につけていないのかもしれない。
でもタキザーさんはずっと
「新しさ」を追及することで成功してきた
だから未だにその「新しさ」ってトコに縛られて、
「デビューアルバム」だ「キーライト会員証」だなんだーかんだーってなっちゃってるんじゃないのかな。


別に悪い事なんかじゃ全然ないんだけど、


なんだか
「新しさ」に縛られて逆に彼ら(T&T)の範囲が狭まっている気がしてならない。


誰も手を出していないであろう「新しい」ことというのは前述したとおりもう余地があまりない。

そこから選ぶから

彼らにフィットしているかなど後回し
にされてしまう。


結局
「斬新さ」が優先され、
選び出したものと彼らが大きく離れてしまっている




「新しさ」にこだわらず、
等身大の彼らにきちんと合うものを選び出し




その中で可能な「新しさ」の追求をする



というプロデュース方法は取れないものであろうか。





それが現状のとりあえずの解決策になるのではなかろうかと。
日々思い続けているという。

あまりにもすっきり解決法まで出てしまったがために終了があっさりしてしまいましたが
(こじつけて無理やり終わらせるパワープレイのが実は得意だったりする。苦笑)
とりあえず「頑張れよ、タキザー」ってことで。
エールでも送ってやらー。



























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